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※ ≪特別コラム≫ 【参考】 投資信託と平均年収の不思議な関係

 転職、就職前に読んでおきたい − 各企業が公表する「対処すべき課題」とは?

全ての上場企業 4千社が毎年作成し公開している − 「対処すべき課題」 とは?
⇒ 例: ソニー株式会社 「対処すべき課題」 (抜粋)  2007年6月22日公開

【対処すべき課題】 (冒頭部分からの抜粋)
ソニーが直面する経営課題とそれに対するマネジメントの取り組み:
ソニーの多くのビジネス分野においては、ブロードバンドの普及によるネットワークインフラの整備にともなう
異業種からの参入により、競争が激化しています。また、特にエレクトロニクス分野において
製品価格の低下が続いていることから、ソニーは引き続き厳しい状況に直面しています。

このような状況に対処するため、事業の絞込み、製品モデル数の削減、製造拠点の統廃合、間接部門の効率化、
非戦略資産の売却などの競争力向上と経営体質強化に向けた施策を実行しています
(以下省略 / オリジナル文章サイズ 1,856字)

 ≪参考≫
 ⇒ ソニー 有価証券報告書(2007年6月) 「対処すべき課題」  (リンク先サイト・企業ガバナンス)
 ⇒ ソニー ガバナンス関連開示の一覧(時系列)

 
⇒ 法律で公開が義務付けられている、各企業の 「対処すべき課題」 とは?

事実を知らされないことによって被る損害 から投資家、取引先、利害関係者を保護するため
法律によって、上場企業には情報の開示が義務付けられています。年に一度作成される
有価証券報告書 (ユウホウと呼称される) はその中心となる開示書類です。

各企業が 「対処すべき課題」 という表題で作成した文章は、有報で説明される項目の一つです。
会社が直面する問題点や課題、それに対する経営者の対応方法が説明されています。
この文章は会社の将来を予測する上で、とても重要な参考資料になります。

 
⇒ 「対処すべき課題」 の活用法 − 会社の訪問前に

就職、転職活動をされる場合は、会社の訪問前に、「対処すべき課題」を一読しておけば
面接時や、質疑応答の場面等で、その内容が活かされるかもしれません。

また、時間があれば、過去の「対処すべき課題」や、同じ業種に分類される企業を
読み比べてみると、会社や業界に対する理解が深まります。

 
⇒ 「対処すべき課題」 の読み方ガイド

「対処すべき課題」の読み方ガイド
@ 注目する企業がこれまでに公開した、過去の「対処すべき課題」を読み比べてみる。
⇒ 過去にどの様な課題が存在したか? どの様に対処されてきたか? 対応に成功したのか?
※ 個別企業ページのサンプル (リンク先の表 『 課題 』 欄が、各年の「対処すべき課題」ページ)

A 同じ業界に分類される企業の「対処すべき課題」を読み比べてみる。
⇒ 業界に共通する構造的な問題は? それに対する各企業の対応法は?
※ 業種別ページのサンプル (表の各欄が、企業別ページ にリンク)

 
⇒ ワードファイルの文字が、小さくて読みにくい場合

ウェブサイトに掲載されるWord文章の文字が小さくて読み難い場合、ブラウザー
または、Wordの「表示」メニューで「ズーム」を選択し、表示を拡大することができます。


 
⇒ もっと時間があれば − 「事業等のリスク」 文章も参考に

年収プロ・ウェブサイトを利用される人の多くが、就職・転職の参考資料を探されていると思います。
「対処すべき課題」以外にも、「事業等のリスク」という項目があり、参考にする事ができます。

「事業等のリスク」は、企業の売上高や利益が大きく変動する原因として、どの様なリスクが
認識されているか?を説明するものです。「対処すべき課題」と同様、有価証券報告書の開示項目の一つです。
その抜粋ファイルは、企業ガバナンス・ウェブサイトの「リスク」欄からリンクしています。

「事業等のリスク」 の読み方ガイド
@ 売上高、利益、資産の減少原因がリスクとして認識されていたか?
 ⇒ 発表された業績に大きなマイナス要因があった場合、それがリスクとして事前に認識されていたか調べる。

A 認識されたリスクに対してリスク管理体制は整備されているか?
 ⇒ 記述されたリスクに対応するリスク管理体制が、「コーポレートガバナンスの状況」項で記述されているか確認。

B 不祥事を発表した企業のリスク認識はどうなっていたか?
 ⇒ 発表された不祥事事件が、どの程度リスク要因として事前に認識され開示されていたかを調べる。

≪ 参考 ≫ 有力転職・就職ウェブサイトの注目コンテンツ
⇒ 良い会社=お給料のいい会社? ⇒ 投資信託と平均年収の不思議な関係
⇒ DODA / インテリジェンス社   (面接対策「よく聞かれる33の質問」は転職しなくとも確認したい)
⇒ @TYPE / キャリアデザイン社   (未来につながる12の質問「転職適正診断・無料」はすぐに結果が出る)
⇒ RECRUIT / リクルートエージェント社   (無料のキャリア査定サービスは、分析結果が詳細)

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